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『機能不全家族』8巻ネタバレ「虐待した理由は教育に失敗したから」お見合いでウソをついて結婚

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機能不全家族8巻ネタバレ、感想、見どころを紹介しています。

目次

前回までのあらすじ

同級生の菅原くんから飲みに誘われて
「ヤリモクかな?」
「でもいいや」
2人きりで会ったユキ。

菅原君は思っていたよりも誠実で、病院の診察をすすめてくれたのでした。

診断結果は抑うつ。

会社を休職するも症状は改善されず、悪化してしまうのです・・・

「私はできそこないの人間だ」

早く治したいのに考えれば考えるほど、病に侵されていくのでした。

機能不全家族8巻ネタバレと見どころ

うつ病で働けない罪悪感が消えなくて、のんびり働ける職場を探していたユキ。

見つけて、自分のペースで働くことにしたのです。

前の職場とは違い、いじめる人がいない温かい人たち。

1年が経った頃には睡眠薬なしで眠れるようになっていました。

私が少し元気になっていたことに気づいていた菅原君は

「君を母さんに紹介したいんだ」と言ってきました。

その言葉の意味は多分”そういうことなんだよな”

思ったと同時に、

(恩人だから感謝はしてるけど)
(まだ恋愛感情には発展してないんだよな)

自分の気持ちは整理できないままでした。

不安な気持ちを抱えたまま
菅原君の家に行くと、そこには私がずっと憧れていた普通のお母さんの姿がありました。

家族を大事にする彼を見て

”この人と一緒にいたい”

”この人と結婚したい”

と思うようになったのです。

「この人と理想の家族を作れたらいいな」

そう願っていた時、ずっと無視していた母から着信があったのです。

一緒に旅行に行きたいな

「おじいちゃんが危篤だ」というので病院で母親と顔を合わせると、あの悪夢がまたよみがえってくるのです。

子供たちを虐待していた事を忘れたように、慣れ慣れしく話しかけてくるのでした。

「妹と弟には絶対に顔を見せないで!」

長女として母親に強く言ったのに、母は約束を破ったのでした。

さらには、「一緒に旅行に行きたいな」

幼少期にあんなにヒドイことをしたのに、今さら母親ヅラしようと甘えてくるのです。

何で虐待したのか教えてあげる

母親がしたことにユキが激怒していると、「なんで虐待したか教えるね」と話しはじめた母親。

虐待した理由は、お見合いした時に原因がある。と言うのです。

医者としてお嫁さんを探していた父親。

「うちの娘をお医者さんと結婚させたい」

という気持ちから、祖母は母をお嬢様学校出身だとウソをついたのでした。

お見合いのあと結婚して生まれてきた子供たち。

(跡継ぎのために子供たちを医者にしなきゃ・・・)

子供たちに一生懸命に勉強させたけど、教育は上手くいかなかったのです。

プレッシャーを勝手に感じた母はそれから頭がおかしくなってしまった。と話したのでした。

「機能不全家族」8巻 感想と見どころ

「機能不全家族」第8巻。

「こどもの出来が悪いからって」
「虐待していいと思ってるの?」

「今までアンタがしてきたことを」
「ナシに出来ると思ってるの?」

ストーリーの後半で母親に激キレしたユキ。

涙を流しながら思いをぶつけたシーンに、

「よかったね」
「少しスッキリしたね」

と思ってしまいました。

母親が統合失調症になった理由は「お見合い」だったとは。

でも、
「お嬢様学校卒業で成績優秀」
「子供の教育は任せて」
というのは、ずいぶんと身勝手だと思います。

プレッシャーを感じたら、子供を虐待していい。
という言い訳にはならないと思います。

次回の記事は、以下になります。

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