ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【10話】ネタバレと感想・考察│キュロスの親友ルイフォン登場

とびらの作「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」【10話】のネタバレ、感想、見どころ、無料で読む方法を紹介しています。

ハンナとイルザの非礼を謝るために、マリーとミオをディルツ王国に招待したルイフォン王子。

『お祭りを開催したから楽しんで』

と聞かされていたものの
馬車を降りて目の前に現れた巨大な砦を見て、

｢公開処刑されてしまうのではないか･･･｣

恐怖に陥ってしまうのです。

おそるおそる砦を抜けて王国に入ってみると、お祭りを楽しんでる大勢の国民たち。

ほっとひと安心するも、招待してくれたルイフォン王子は見つからなくて･･･

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→ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【9話】ネタバレ

ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【10話】あらすじ・ネタバレ

ミオと一緒にお祭りをまわってる時に

｢旦那様とルイフォン王子はご学友です｣

｢悪人ではないですし、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ｣

と言われてほっとするマリー。

｢まずはルイフォン王子にごあいさつに行かなくちゃ｣

と思ってるのに、居場所がわからないのです。

そんな時、

｢あ･･･ルイフォン王子･･･｣

ミオは遠く離れた場所にルイフォン王子がいたと言うのです。

(これは私に追いかけてこいと誘ってるんだな)

昔からルイフォン王子の性格を知ってるミオは（挑発されてる）と思って確かめに向かったのです。

マリーも一緒について行こうとするけど、

｢ここを一歩も動かずに待っていてください｣

と言われてしまうのでした。

ミオが戻って来るまで待つことにしたのに、

｢お嬢さん、お店の前に立たれてたら迷惑だよ｣

りんご屋さんの店主に怒られてしまったマリー。

『りんごの皮むき挑戦者募集中』

と書いてる看板を見て、

｢ぜひ、挑戦させて！｣

挑戦してみることにしたのでした。

｢貴族の娘さんはナイフなんて持ったことないと思ってたよ｣

そう言われても、実家ではいつも料理を作っていたおかげでナイフ使いには自信があるのです。

左手にりんご、右手にナイフを持ってスタートを待ってると、

｢おいしそうなりんごだね｣

背後から近づいた男がりんごを奪ったのでした。

｢かえしてくださいっ！｣

というマリーにイジワルするように、これから皮を剥くリンゴを食べてしまった男。

｢ああああ！私のりんごがぁ！｣

チャレンジを成功させて、商品をもらって帰ろうとしてたマリー。

がっかりしてると

｢殿下がお祭りを台無しにしてどうするんですか｣

リンゴ屋の店主はこの男を”殿下”と呼んだのです。

｢マリー様ぁぁ！ご無事ですかぁぁぁ！｣

｢やはり罠をしかけてたんですね。ルイフォン王子！｣

ミオの言葉を聞いて、りんごを食べてイジワルしてきたこの男が、ルイフォン王子だと知ったのでした。

ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される【10話】感想と考察

マリーにイタズラしてきたイケメンの正体は、ディルツ王国の第3王子でキュロスの親友ルイフォン。

最強と呼び声高い騎士団を取りまとめる団長です。

性格は少し難がありそうな感じで「これぞ王族」というタイプ。

王族の家に生まれたから仕方がないことだけど、イルザとハンナと似たような感じに見えました。

学生時代にはキュロスと大乱闘になった過去も･･･

｢来年から民間人も入学してくるみたいだぞ｣
｢同じ空気を吸うだけで汚らわしい｣

民間人を馬鹿にする発言をしたルイフォン王子に

｢市民にも優秀な人材はいる｣
｢王族にもこんな馬鹿な男がいるみたいにな｣

と怒ったキュロス。
そこから殴り合いのケンカに発展して学校は大騒ぎになってしまったけど、それからは今でも交流がある大親友になりました。

キュロスをとっても大切な親友と思ってるだけに

(どうしてこの女を婚約者に選んだんだ？)
(どこを気に入ったんだ？)

マリーに不信感を抱いています。

自分でマリーがどういう人間なのか確かめたいようで

｢どうして君は、キュロス君の婚約者になったんだい？｣

睨みながら質問をしてしまいました。

マリーの返事によってはキュロスとの関係は変わってしまうのか？
ルイフォン王子の質問の真意はなんなのか？

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