原作:とびらの/漫画:仲倉千景「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」最新巻までのネタバレ、感想、見どころを紹介。
昔は栄華を誇っていたけど、今は落ちぶれてしまったシャデラン男爵家。
男爵家には2人の娘がいて、
長女の名前は「アナスタジア」。
・明るくて社交的
・見た目が可愛い
ということもあり、両親に気に入られていてお願いは何でも聞いてくれるお姫様育ち。
次女の名前は「マリー」。
・性格は暗く
・男の子みたいに背が高い
そのせいで、両親から「お前は醜い」と言われつづけ、服はボロボロでお手伝いさん以下の扱いを受けていたのです。
この日は妹マリーの誕生日。
なのに自宅で盛大に開催されたのは、姉の嫁ぎ先を見つける披露パーティー。
由緒正しい跡取り息子たちが
「家柄は低いけど、娘はとてつもない美女らしいぞ」
アナスタジアの評判を聞いて、全国から集まってきたのでした。
アナスタジアを見て
「評判通り、いや評判以上に美しい」
次々に賛辞を述べる伯爵家の子息たち。
それから1ヶ月後。
アナスタジアの元にプロポーズの手紙が届いたのです。
花嫁になる準備を整え、妹に別れを言って馬車に乗ったアナスタジア。
でも、
お城に向かう途中で馬車は崖から転落してしまい、そのまま亡くなってしまったのでした。
姉が伯爵家に嫁げなくなったことで
(何もかも終わった・・・)
計画が失敗に終わって落胆する父親。
その時、
(そうか、妹は姉と同じ血が流れてる)
(伯爵は婚約者が亡くなって傷心中だから、妹でも受け入れていくれるかもしれない)
父親はマリーを馬車に乗せ、そのまま姉の嫁ぎ先だった伯爵家まで馬車を走らせるのです。
でも、
「妹が姉の代わりに嫁ぎに来ただと?」
「馬鹿にするな!追い返せ!」
当然のように怒る伯爵。
そこにマリーが現れると、
「君が妹なのか?」
マリーを姉だと思い込んでいた伯爵は
間違ってプロポーズの手紙を送ってしまったことに気付いたのだった。
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される
「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」は、単行本と分冊版の2種類が配信されています。
■単行本
「1巻」1話から5話まで収録(550円~693円)
「2巻」6話から10話まで収録(704円)
■分冊版
・各巻165円
・7話までの配信
最新話は単行本に収録されています。
下の一覧の中からお好みの「話数」をタップしてネタバレを読んでみてください。
そのまま下にスクロールすると第1話からのネタバレが始まります。
1巻に収録
2巻に収録
ページ中段からは「ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される」を全巻無料で読む方法も紹介しています。
無料で読む方法をお探しの方はあわせてご覧ください。
ずたぼろ令嬢【1話】ネタバレ
この日は妹「マリー」の18才の誕生日。
屋敷の大広間には、由緒正しい伯爵家の跡取り息子たちでにぎわっていました。
でも、
集まってる男性たちの目的はマリーの誕生日ではなく、「美人と評判」の姉を見ること。
(今日は私の誕生日なのに・・・)
悲しくなってしまったマリーは
外へ飛び出してしまうのでした。
なのに、
「パーティの入り口を教えてください」
「使用人さん」
遅れてきた伯爵にも使用人と間違われてしまうのです。
(こんな瞳がキレイな男性もお姉さんに求婚しにきたのね)
(私にはチャンスすら巡ってこない・・・)
マリーは伯爵の前で涙を流したあと、
自分がいつも眠る物置き小屋へ走るのでした。
\詳しいネタバレはこちらです/
ずたぼろ令嬢【2話】ネタバレ
マリーがグラナド家に向かうたった4日前に
『死んだ姉の代わりに、妹を嫁がせます』
『姉と血が繋がってるので、妹と結婚してもらえませんか?』
どうしても娘を嫁がせたい父親が無茶を承知で書いて送った手紙。
グラナド伯爵はその手紙を、今朝受け取ったばかりなのでした。
お城の外では
「手紙は送ってある!」
「話はついてる!中へ入れろ!」
門番に怒りながら大声で叫ぶ父親。
でも、
「妹を送りつけてきただと?」
「ふざけるな!追い返せ!」
伯爵から命令を受けていた門番は言うことをきかない父親を、投げ飛ばしたのです。
「父が失礼なことをしてすいません!」
急いで馬車から降りてきて土下座して謝るマリー。
「え?あなたがマリー様ですか?」
「どうぞ、中へお入りください」
門番はマリーの顔を見た瞬間、
さっきまでの態度を急変させるのだった。
\ネタバレの続きはこちらのです/
ずたぼろ令嬢【3話】ネタバレ
マリーをお城へ入れたものの、
「連れていけ」
使用人のミオに命令したキュロス。
そう言われたマリーは
(やっぱり追い出されるのね)
(勝手にお城に来たんだからしょうがないわ・・・)
暗い顔をして下を向いてしまうのでした。
なのに、
「じゃあ参りましょうか。マリー様」
ミオは丁寧な言葉づかいでマリーに話してくるのです。
(どうしてなんだろう・・・)
と思いつつも、お城を出たマリーが連れてこられたには中庭に立っている大きな建物。
中に入ると建物全体は湯気に包まれていて、ここがお風呂だと気付くのです。
(そうか・・・)
(キュロス様は私に、お風呂そうじと薪割りを命じられたのね)
(これだけ広いお風呂だと徹夜仕事になりそうね)
肉体労働の懲罰で許してくれたことに感謝するマリー。
「私、頑張ります!」
雑用をしようと腕まくりをした時、
「何言ってるんですか!」
「綺麗になるのはお風呂じゃなくて、マリー様ですよ?」
あっという間に汚い服を脱がせられ、お風呂に入れられてしまうのだった。
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【4話】ネタバレ
全身を洗ってもらって、キレイなドレスに着替えさせられたマリー。
キュロスはその姿を見て、
(はじめて会ったあの日の夜よりも美しい)
感動してしまうのでした。
そして、突然始まった「婚約の儀式」。
キュロスの母親にも認められて婚約は成立。
「おめでとうございます!」
大勢の使用人たちからの喜びの声が響き渡り、お城は幸せに包まれたのです。
でも、
「無理です!」
マリーが発したのは「婚約はできない」という信じられない言葉。
幸せの絶頂にいたキュロスは、深くて底が見えない谷に突き落とされてしまったのでした。
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【5話】ネタバレ
「私はどんなに欲しいと夢を見ても」
「何も手に入れることなんてできないの・・・」
キュロスが用意してくれていた豪華な部屋で、これまでの境遇を思い出していたマリー。
そう考えて悲しくなっていた時、ドアをノックする音が聞こえてきたのでした。
出迎えるとそこには、ミオとキュロス。
「さっきは悪かった」
「君の気持ちを何も考えないで、勝手に決めてしまった」
マリーに謝罪の言葉を伝えるのでした。
「なんのことですか?」
「これから妻になるのでよろしくお願いします」
さっきの婚約の儀で言ってしまった「無理です!」という言葉の意味を説明をするのだった。
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【6話】ネタバレ
「不思議な夢を見たわ」
「私があの夜に見た紳士の婚約者だなんて…」
「さて、いつも通りにかまどに火を起こして、みんなを起こしに…」
目がさめて「いい夢を見たなぁ」朝から気分が良かったマリー。
布団も、部屋も、いつもと違うことに気付いて
(まだ夢の中みたい)
(もう1回寝て夢を楽しもう)
と思ってもう1度眠ろうとした時、
「マリー様、お目覚めでしょうか?」
ミオの声が聞こえてきたのです。
(え?)
(あれは夢じゃなかったんだ・・・)
キュロスの婚約者となったことは現実だったんだ自覚するも、慣れない生活に困惑してしまうのだった…
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【7話】ネタバレ
ミオから侍女の仕事を引き継いだ新しい使用人のハンナとイルザ。
マリーは
(この2人と仲良くなりたいなぁ・・・)
と思ってるのに、しゃべるタイミングを見つけられないのでした。
昼食後の休憩で紅茶を出してもらった時、
(仲良くなれるチャンスだ)
と思って、
「ミルクをもらえるかしら?」
「私は紅茶にミルクを入れるのが好きなの」
話しかけてみたマリー。
なのに、
「そんなことしたら味が台無しになりません?」
「とっても自由な感性をお持ちなのですね」
クスっと笑いながら返事をされてしまうのです。
騎士爵家生まれのハンナとイルザは、
落ちぶれ貴族のマリーを馬鹿にするような態度を取ってくるのでした。
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【8話】ネタバレ
深夜の食堂。
テーブルの上にはイプサンドロスの不思議な形をしてる茶器。
そしてお茶が完成するのを待っている婚約したばかりの2人。
(マリーを最高の幸せ者にするんだ)
と思ってるキュロスは
「留守にしていた4日間の間に」
「不自由なことはなかったかい?」
心配そうに聞いてみたのでした。
マリーは
「大丈夫です」
感謝を込めた表情で返事をするのでした。
つづけて
「ハンナとイルザはどうだ?」
質問するキュロス。
そう聞かれたマリーは、2人が昼間に庭師のヨハンを罵っていたことを思い出して、沈黙してしまったのです。
マリーに少しでも早く伯爵の妻としてお城での生活に慣れて欲しくてハンナとイルザをマリーの使用人にしたキュロス。
「彼女たちには伯爵の妻にふさわしい接遇をするように伝えてある」
そう言われると、
(だから2人はあんな感じで私に接してくるんだ)
(私は政略結婚のためにやって来たハリボテの婚約者だから・・・)
2人の態度の理由は”そういうことだったんだ”と気付いて、悲しそうな顔をしてしまうのです。
マリーの顔を見たキュロスは、
ハンナとイルザがマリーに何かをしてると気付いたのだった・・・
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【9話】ネタバレ
『使用人と奥様』という関係を重んじて、これまでマリーとは一緒のテーブルに座らなかった信頼できる使用人のミオ。
(マリーが何か困ってることはないか?)
を聞くために、
「食事中はご一緒できませんが、お茶ならお付き合いします」
一緒にお茶をすることにしたのです。
ずっとミオとしゃべってみたかったマリーは大喜び。
そこに料理長のトッポがやって来て、特製のミルクプリンを作って持ってきてくれたのです。
「とってもおいしい!」
マリーが喜んでる姿を見てたトッポは
「お城の全員にも食べさせてくる!」
張り切って調理場へ戻っていくのでした。
「あ、トッポ!待って!」
「ハンナとイルザはミルクの風味が苦手かもしれないわ」
「この前、紅茶にミルクを入れたいと言った時に、斬新で自由な感性ねって言われたの」
マリーの言葉を聞いていたミオは
「あ?」
ハンナとイルザは絶対に許さないっ・・・
と強く心に決めたのでした。
\ネタバレの続きはこちらです/
ずたぼろ令嬢【10話】ネタバレ
ハンナとイルザをキュロスに紹介したのは、学生時代からの親友ルイフォン王子。
お城でマリーに対する失礼な態度を謝るために、マリーとミオをディルツ王国に招待したのでした。
馬車という名の装甲車に乗ってディルツ王国へ向かう2人。
『お祭りを開催したから楽しんで』
と聞かされていたのに、
馬車を降りた時に見えた巨大な砦を見て、
「公開処刑されてしまうのではないか・・・」
恐怖に陥ってしまうのです。
おそるおそる砦を抜けて王国に入ってみると、お祭りを楽しんでる大勢の国民たち。
ほっとひと安心するも、招待してくれたルイフォン王子は見つからないのでした・・・
\ネタバレの続きはこちらのページです/
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