2015年7月に劇場公開された「バケモノの子」の予告編動画は、こちら
対象年齢や制作会社はジブリなのか?
対象年齢
この映画の対象年齢は、年齢制限がないため3歳から鑑賞出来ますが、
内容を理解出来る年齢と考えると6歳以上かと思われます。
制作会社は、「スタジオ地図」になります
この作品は、ジブリやディズニーと思われる方もいらっしゃいますが、制作会社は、「スタジオ地図」になります。
最近の作品としては、竜とそばかすの姫などがあります。
他に「サマーウォーズ」や「時をかける少女」、「未来のミライ」なども制作しています。
「バケモノの子」の概要
細田守監督による長編オリジナル映画、第4作目の作品。
東京の渋谷には、「渋天街」という、人間には知られていないバケモノたちが住んでいるバケモノ界の街に、ひとりぼっちの人間界の少年が迷い込み、バケモノの弟子として心身共に成長していく物語。
バケモノの子のモチーフは?
参考文献としてあげられているのは、中島敦著の「悟浄出世」という作品です。
「悟浄出世」とは「西遊記」の主人公として登場する沙悟浄が、仲間たちと出会う前の話が書かれています。
各地へ旅をしていく場面や、主な登場人物である三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄に似たキャラクター設定がされているところが、とても似ています。
主題歌は細田監督、絶賛の曲!
主題歌はMr.childrenのアルバム「REFLECTION」に収録されている「Starting Over」。
細田監督が曲を聴き、映画の世界観が表されていると絶賛し、主題歌として起用が決定されました。
「バケモノの子」のあらすじ
主人公、蓮は9歳になる人間の男の子。
蓮の両親は離婚し、親権を持つ母親と暮らしていましたが、突然その母が交通事故で亡くなってしまう。
父親の行方もわからず、ひとりぼっちになってしまった蓮は、養子として親戚の家に引き取ってもらう予定でしたが、引越しの途中で逃げ出してしまう。
渋谷の街で行く当てもなく彷徨い、うずくまっていた蓮をバケモノ界で弟子を探しに来ていた「熊徹(くまてつ)」という名の熊のようなバケモノと、「多々良(たたら)」という猿のようなバケモノから声をかけられました。
呆然としていた蓮は、立ち去っていく熊徹たちの後を追いかけ、渋天街というバケモノ界へ迷い込んでしまいました。
そこで蓮が目にした風景は、多くのバケモノのたちが行き交っている街。
蓮は怖くなり、元いた人間界へ戻ろうとしましたが、道は閉ざされて帰れなくなりました。
渋天街を彷徨っていた時、三匹のバケモノたちに捕まり、怖がっていたところを百秋坊(ひゃくしょうぼう)に助けられました。
百秋坊は元の世界に戻してあげると言ってくれましたが、その時偶然、熊徹と再会。
熊徹は蓮を自分の弟子にすると勝手に決断する。
人間の子供を弟子にすることに反対した百秋坊でしたが、熊徹は蓮を自宅へと連れて帰りました。
蓮は熊徹から名前と年齢を尋ねたれましたが、年齢だけを答えました。
名前を教えなかったので、9歳だから「九太」と名付けられました。
バケモノ界での冒険、厳しい修行、そして人間界で実の父親との再会、図書館で出会った女子高生の楓との出会い・・。
小さくて孤独だった少年がたくましい青年へと成長していく。
「バケモノの子」の感想
非現実的な世界のバケモノ界の幻想的な描写がとてもキレイでした。
何だか本当に渋谷の目立たない場所にありそうな雰囲気。
9歳の少年がひとりぼっちでも強く生きていく姿に勇気をもらいました。
純粋で負けず嫌いな蓮と、横暴で素直さに欠けた性格の熊徹のやり取りが面白かったです。蓮に対してうまく指導できない熊徹でしたが、蓮の孤独さを理解している親心が伝わってきました。
蓮がバケモノ界から人間界へ戻ろうかどうか迷い葛藤して決断する場面が、少し切なさを感じました。
みんな誰しも心に闇を抱えて生きている・・。
心が苦しくなる時があっても自分を忘れず生きていかなければならないことを教わりました。
一生懸命武道を極め、楓との出会いで勉強に励み、一郎彦の暴走の阻止・・と、話の展開がとても早い作品でした。
「バケモノの子」のレビューを調べてみた
こくりちゃん、子兎音様、Demonologist配信お疲れ様でした! ファスモとはまた違った雰囲気で新鮮で楽しかったです わかりやすい感じでバケモノって感じの見た目でしたね 巨乳詐欺で幽霊に怒られる子兎音様で笑いましたw 神様とこっくりさん ことね様配信中
コメント