学生の頃、ふと新聞を覗くと同世代の学生たちの投稿コーナーに目が留まった。
そこには今現在抱えている不安や問題に関してや、単純な友達募集等が主に投稿されていたのだが、一際目を引いたのが多数投稿されていたテニプリのイラストだった。
そこには美麗なイラストに添えて推しのキャラクターへの熱い想いが書き込まれており、テニプリという作品が同世代に及ぼす圧倒的な影響力に驚いたモノである。
あれから時が経ち、テニプリも今やご長寿作品となったが、その勢いは衰えることなく次の世代にも強く支持されている。
2001年にアニメ化された本作だが、2022年夏、ついに舞台は海を越え世界へと踏み入れた(これまでを振り返ると海どころか時空すら飛び越えていた気がするが)。
若きサムライたちが世界を相手に如何なるテニヌ・・・いや、テニスを披露するか刮目したい所である。
キャスト/スタッフ
キャスト(役/声優)
越前リョーマ:皆川純子
手塚国光:置鮎龍太郎
跡部景吾:諏訪部順一
幸村精市:永井幸子
白石蔵ノ介:細谷佳正
木手永四郎:新垣樽助
平等院鳳凰:安元洋貴
越前リョーガ:宮野真守
ユルゲン・バリーサヴィチ・ボルク:利根健太朗
ゼウス・イリオポウロス:関 智一
J・J・ドルギアス:木村 昴
アレキサンダー・アマデウス:興津和幸
プランス・ルドヴィック・シャルダール:花江夏樹
スタッフ
原作:許斐 剛(集英社 「ジャンプ SQ.」連載)
監督:川口敬一郎
キャラクターデザイン・総作画監督:石井明治
シリーズ構成:広田光毅
色彩設計:津守裕子
美術監督:伊藤 聖(スタジオ ARA)
背景:スタジオ ARA
美術設定:青木智由紀
撮影監督:中村雄太
編集:平木大輔
音響監督:松岡裕紀
音楽:玉木千尋
音響制作:神南スタジオ
アニメーション制作:スタジオKAI M.S.C
- キャスト陣に関してだが、最早語るに及ばず。
- 歴戦の英雄たちが一同に会したと言うべき声優陣が集結している。
- 各国代表選手には新しく参加される方も見受けられるが、そちらも強力無比な方々ばかりである。
- スタッフ陣に目を向ければ、やはり目を引くのは脚本の広田氏であろうか。
- テニプリシリーズに多く携わっている他、プリキュアシリーズの様な王道展開の作品やナンバカの様なハイテンションな作品もこなしており、様々なテイストを持ち合わせた本作にてこれまで培われた技術が存分に発揮されるのではないだろうか。
主題歌
オープニングテーマ
「I can fly」 YOSHIKI EZAKI × Bleecker Chrome
エンディングテーマ
「Dear Friend」 テニプリアーティスターズ
第1話のあらすじ
U-17(アンダーセブンティーン)日本代表合宿に参加した越前リョーマだったが、代表の中核である平等院鳳凰と徳川カズヤの試合に割って入ったことが原因となり、規範を乱したとして合宿からの退去を命じられてしまう。
平等院との因縁に決着を望むも、その想いが実らず燻るリョーマだったが、兄である越前リョーガの誘いを受け、平等院との決着を付けるべくアメリカ代表としてU-17W杯に参加する道を選ぶ。
一方その頃、プロテニスプレイヤーを目指し、単身ドイツにて修練を積む手塚国光もまたドイツ代表としてU-17W杯に参加することを決意。
リョーマ、手塚、そして各国代表選手の思惑が交錯する中、波乱に満ちたU-17W杯の幕が上がる。
登場人物
越前 リョーマ
本作の主人公。青春学園中等部所属。
大胆不敵な性格と、それを体現したかのようなテニスが特徴。
U-17日本代表合宿において生まれた平等院との因縁に決着を付ける為、兄であるリョーガの誘いに乗りアメリカ代表としてW杯に参加。
アメリカにて代表選考会に参加した際は、他の参加者24人を全員打ち破ってみせることで代表の座を獲得した。
全国大会、そして代表合宿を経てそのテニスは更に進化を遂げている。
手塚 国光
青春学園中等部所属。日本代表合宿を経てドイツへ留学中。
留学先にてプロプレイヤー兼U-17ドイツ代表の主将ボルクの練習パートナーを務めていたが、彼に才を認められことでドイツ代表としてU-17W杯に参加。
ボルクとの練習では打球を強制的にアウトにする手塚ファントムを発揮し、その実力の高さを居合わせた面々に見せるが、ボルクからはまだまだと評されている。
(やはり恐竜を召喚・絶滅させるくらいではプロでは通用しないということか)
第1話の感想
ついに放送開始となった新テニプリW杯編。
世代が世代なだけに、再びテニプリのアニメが見られるのは素直に嬉しい所です。
アニメにて再びリョーマや手塚、跡部や高校生組の活躍が見られる事に感謝したいですね。
特に今回はW杯編ということもあり、各国代表選手が新規に登場します。
一体どんな天変地異…いや、テニスを見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません。
次週放送の2話では早速ドイツ代表と日本代表のエキシビションマッチが行われ、予告では試合に臨む不二、デューク、跡部、手塚の姿が描かれていました。(皆さんも真似しましたよね、「羆落とし」とか「デュークホームラン」とか)
兎に角早くテニスもといテニヌを見せてくれ!という感情が爆発しそうな今日この頃。
次週まで大人しく本編19分52秒付近の跡部様の「あーん?」を可能な限り再生して待つ事にしましょう。
第1話のまとめ
- U-17W杯開幕直前、リョーマは平等院との決着を付ける為、リョーガの誘いを受け、アメリカ代表としてW杯に参加することを決意した。
- その頃、ドイツでは手塚が代表主将のボルクに才を見出され、ドイツ代表としてW杯に参加することを決意。青学メンバーの主軸であった二人が敵となって日本代表の前に立ちはだかる。
- 各国代表選手が一同に開催国であるオーストラリアへ集結。本選を前にエキシビジョンマッチへ臨む事となり、日本代表の相手は世界最強と謳われるドイツ代表であった。
- 世界最強と謳われるドイツ代表、そして手塚との対戦に奮起する日本代表選手たち。果たして彼らのテニスは世界最強に通じるのか、頂点を目指す戦いがついに始まる。
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