玄関で靴を履きながら美和に向かって「あなたはDVする人の血を受け継いでるんでしょ?」と言ってくる優斗の母親。
優斗の母親が発達障害だと気付いていた美和の母親は、
「何かあったら私が責任を持ちますので安心してください」
その場を上手く切り抜けるのです。
でも、大嫌いな父親の遺伝子を受け継いでる危ない女と思われてると受け取ってしまった美和は、
(優斗の発達障害はお義母さんの遺伝じゃないの?)
優斗の母親に対して、強い憤りを感じてしまうのでした。
夫はグレーゾーン【8巻】DVって遺伝するんでしょ?
秋野さと先生の漫画「夫はグレーゾーン」8巻のネタバレ、感想、見どころを紹介。 美和と優斗の結婚式で優斗の母親に 「ウチの息子はおたくの父親と違って暴力はふるわな…
目次
夫はグレーゾーン【9巻】ネタバレ
(やっぱりこの人は相手の気持ちを考える前に、思ったことをそのまま口にしてしまうのね)
これ以上、美和を傷付けないように、義母と一緒に帰っていく母親。
本当は渡したい手紙があったのに、今度にしようとあきらめたのでした。
一緒に歩いてる途中で、「優斗が美和さんと結婚するときに私の兄弟は反対してね・・・」
言わなくてもいいことをペラペラしゃべってくるのです。
なのに、娘は幸せになってほしい。と心から願う母親は、
「美和をよろしくおねがいします」
頭を深々と下げて丁寧にお願いするのでした。
一方、会社で雑用を黙々とこなしていた優斗。
他人では見つけられなかったミスを何か所も見つけ、
(やっぱりこいつは優秀なのか?)
仕事が出来るとアピールすることに、知らずに成功していたのでした。
(俺はこいつを追い詰めて、退職させることなんてできない)
白井さんの助言もあって、考え直した上司。
人事部に行って「優斗が発達障害かもしれないから、異動させてもらえないか?」と相談してみるのです。
でも、
「与えられた仕事をこなすのが社会人でしょ!」
「発達障害なんて、甘えてるとしか思えないわ!」
上司の優斗に対する意見は一蹴されてしまうのでした。