そこは、様々なエレメント(元素)たちが共に暮らすエレメント・シティ。
エレメント・シティにはルールがある!それは”違うエレメントとかかわらない” こと。
だがある日、火の女の子・エンバーは、水の青年・ウェイドと出会い世界の広さに触れる。
『マイ・エレメント』は、正反対のエレメントが触れ合う時、奇跡の化学反応を描きます。
2023年8月に劇場公開された『マイ・エレメント』の予告編動画は、こちら
そこは元素の世界!
その街は、火・水・土・風の4つのエレメント(元素)が楽しく暮らすエレメント・シティ。
街にはルールがあった・・・それは ”違うエレメントと関わらない” こと。
違う元素と交わると、予測できない科学反応が起きることを警戒しているのだ。
奇跡の化学反応が起きる?
本作の主人公は 火のエレメント・エンバーと、水のエレメント・ウェイド。
様々なエレメントたちが共に暮らすエレメント・シティで、アツくなりやすくて家族思いな火の女の子エンバーと、涙もろくて心やさしい水の青年ウェイドは性格だけでなく、その気になればお互いを消せる(?)相まみえない性質を持っていた。
全てが正反対の元素・・・そんな正反対の二人の出会いは “エレメントの世界“にどんな化学反応を起こすのか?『マイ・エレメント』では、予想もできない驚きと感動の物語が始まる。
素晴らしい世界観!
CGにより浮かび上がる柔らかな元素たちの動き、特にエレメント・シティの美しさは目を見張るもので、それぞれの元素の特性を活かした建造物や列車や船のスタイルも斬新!
その眺望はカラフルで美しく、思わず入り込みたくなるような世界観となっています。
この映像表現は、優れたクリエイターによる創造力の産物としか言いようがありません!
本作の物語を生み出したのは、『アーロと少年』のピーター・ソーン監督で、自身の両親が韓国からニューヨークにやって来て、ブロンクスで食料品店を経営した時の経験からインスパイアされたそうです。
世界中でミラクル大ヒット!
『マイ・エレメント』は、公開後に口コミで評判を呼び、オーストラリアや韓国の興行収入は前週比約+40%という驚きの伸び率を達成しました。
レビューサイトでも超高評価!
辛口で知られる米レビューサイト・Rotten Tomatoesでは、公開後に92%フレッシュという超高評価を獲得!
観客の満足度を調査する「CinemaScore」でも、最高ランクのA評価を獲得し、観客からも非常に高い支持を集めています。
ディズニー&ピクサーのコラボ作品
本作はディズニーとピクサーのコラボレーション作品で、両社の得意とする技術が融合し新たなアニメーション表現が生まれています。
ディズニーのトラディショナルアニメーション技術と、ピクサーのコンピュータアニメーション技術が組み合わさることで、緻密で美しいビジュアルと魅力的なキャラクター表現が実現されました。
ディズニーとピクサーのコラボレーションは、1991年にディズニーがピクサーとの間で映画製作契約を結んだことから始まりました。
その後、共同で制作した『トイ・ストーリー』の大成功を受け、ディズニーは2006年にピクサーを買収しました。
両社のタッグは、『アップ』や『インサイド・ヘッド』など、独創的で感動的な作品を生み出し続けており、アニメーション映画の歴史に名を刻む作品群を創造しています。
『マイ・エレメント』あらすじ
火・水・土・風の4つのエレメント(元素)が楽しく暮らすエレメント・シティには、“違うエレメントとは関わってはいけない”というルールがありました。
ファイアタウンに暮らす火の女の子・エンバーは、ある日、水の青年・ウェイドと出会います。
火と水、下手したらお互いを消してしまう正反対の2人ですが、ウェイドとの出会いをきっかけにエンバーはファイアタウンの外に出て、彼女は初めて世界の広さに触れるなかで、自分の新たな可能性について考え始めます。
そんななか、エレメント・シティを揺るがす事件が起きてしまう。
声優キャスト
リア・ルイス、ママドゥ・アティエ、キャサリン・オハラ、ウェンディ・マクレドン、ロニー・デル・カルメン、メイソン・ヴェルトハイマー、ジョー・ぺラなどが担当。
ウットリするほどの幻想的な映像
エンバーとウェイドが気球に乗って、夜にデートをするシーンでは昼のエレメント・シティとは全く違う街の表情を見せていることに驚き!
”うわぁ~”と声を上げそうな位、幻想的でカラフルで美しい世界に圧倒されます。
火の女の子・エンバーの感情を表しているような火の揺らめきや、ウェイドを中心とした水の描写のクオリティーも素晴らしい!
『マイ・エレメント』は、ディズニー&ピクサーの「屈指」と言える過去最高級の映像表現が楽しめるアニメです。
作品概要
製作国:アメリカ
監督:ピーター・ソーン
上映時間:101分
劇場公開日:2023年8月4日