概要
戦え!身体の為に命をかけろ・・・・・・体内に人間がいる???
身体を健康に保つため、体内にはたくさんの細胞たちが働いています!
擬人化された細胞たちが、悪い菌や極悪のガン細胞と闘う「体内環境バトル」。
戦え!身体の為に
人間の体内を舞台とした清水茜の漫画「はたらく細胞」は、月刊少年シリウスにて2015年3月号から連載され、誰もが共感できる「細胞擬人化」作品として話題を呼びました。
漫画は、とある「人」の体内で年中無休で働いている数十兆個もの免疫系細胞を擬人化した物語で、新米の赤血球「AE3803」や白血球「U-1146」などを中心に、菌や病原体と闘う免疫細胞たちの日常を描いています。
細胞たちの活躍を通して、自分の体の知識も得られる内容が好評を博して大ヒットとなりました。
劇場版では、胃・小腸・大腸の消化器官を舞台に、細胞たちの献身的な活躍が描かれます。
体内に人間がいる?
体内で活躍するキャラクターの擬人化は、細胞は人間化、病原体などはモンスター化や怪人化にして描かれています。
キャラクターは全て細胞名や細菌名で統一されているため、個体ごとの固有の名前はなく白血球の場合は個体識別番号で、赤血球やキラーT細胞などの場合は先輩・後輩・班長などの肩書を用いています。
体内を一つの世界とし、細胞を擬人化した描き方が斬新!
1996年の映画『ミクロの決死圏』は、縮小された医療チームが人体内部に入って脳内の治療をするSFアクションで、白血球が体内の人間を侵入菌とみなし襲ってくるのです。
『はたらく細胞』は、体内という世界の中で擬人化されたキャラの描き方が面白い!
あらすじ
そこは人間の身体の中……たくさんの細胞たちが、はたらいている世界。
ある時、白血球と赤血球は迷子の乳酸菌を保護した一般細胞と出会う。
乳酸菌を仲間のもとに送り届けるため、白血球と一般細胞は腸へと向かうことに。
だが、そこに待ち受けていたものは、望まざる最強の敵との再会だった。
ガ~ン! 再び現れたがん細胞……そして悪玉菌により荒らされる腸内環境。
体内は、かつてない大ピンチに陥った!?
”やめるんだ!がん細胞” 身体の世界を守る為、白血球たちは命運をかけた大血戦に挑む!
そして・・・身体の中は ”腸” 大騒ぎとなった!
見どころポイント
見てためになる!
赤血球・白血球・血小板など免疫細胞の闘いを通して、自分の体の中で起こっていることをとってもリアリティにわかりやすく説明してくれるので、ためになるのです!
闘うキャラクターたちもクールでカッコいい、可愛い、そしてキュンとする。
24時間年休無休! 奮闘する細胞たちを見れば、働く人たちにも勇気を与えてくれます。
ブラックでも彼らは働く!
深酒・喫煙・ストレス・睡眠不足の身体…不健康な総合商社のような世界でも、過重労働でも、ブラックでも彼らはせっせと働くのです……でもこれは、あなたの身体の物語?
アニメ『はたらく細胞』を見て、免疫細胞の“はたらき方”を確認しましょう!
作品情報
- 製作国:日本
- 監督:小倉宏文
- 上映時間:112分
- 公開日:2020年9月5日
主題歌・曲・歌
曲名:「GO!GO!細胞フェスタ」
アーティスト:
- 赤血球(花澤香菜)
- 白血球(前野智昭)
- キラーT細胞/メモリーT細胞(小野大輔)
- マクロファージ(井上喜久子)
- 一般細胞(小林裕介)
- 乳酸菌(吉田有里)
予告動画
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