映画『メアリと魔女の花』のあらすじと評価【出会いと希望の物語】ネタバレなし

2022年8月13日

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2017年7月に劇場公開された「メアリと魔女の花」の予告編動画は、こちら

好奇心旺盛な少女・メアリは、森で七年に一度しか咲かない花 ≪夜間飛行≫を見つけた。

禁断の “魔女の花”の力で魔女となった少女・メアリの奇想天外な大冒険が始まる！

ジブリ作品『思い出のマーニー』に続き、米林宏昌監督が描く出会いと希望の物語！

少女・メアリの奇想天外な大冒険！

その森にしかなくて、七年に一度しか咲かない花 ≪夜間飛行≫ …それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の “魔女の花”だった。

天真爛漫で好奇心旺盛な少女・メアリは、その森で ≪夜間飛行≫を見つけ魔女となった。

『メアリと魔女の花』は、禁断の“魔女の花”の力で魔女となった少女メアリの奇想天外な大冒険とやがて “小さな勇気”を持って自分の力で失敗や困難に立ち向う姿が描かれる。

魔力が宿る花「夜間飛行」とは？

オープニングでは、一人の赤毛の魔女が魔女の国から≪夜間飛行≫という花の種を盗みだすが逃走中に力尽きて乗っていたホウキと共に種を森に落としてしまう。

それから数十年後…森に迷い込んだメアリが花開いた≪夜間飛行≫を見つけたのです！

本作に登場する 7年に1度咲く 神秘的で青紫に光輝く花・≪夜間飛行≫の魔力は多くの人々や魔女の欲望を満たす力があるのです。

≪夜間飛行≫は、見た目はまるでランのようなメチャきれいな花…そもそも光る花なんて存在するのか？…気になる！！

その花は実在する！？

実は≪夜間飛行≫に見た目がそっくりな花が実在するのです…それは「ムスカリ」という花。

ムスカリは、花がブドウの実のように見えることから別名「ブドウヒヤスンス」ともいう。

次に「7年に1度しか咲かない花」も実在するのです、それはスマトラ島の熱帯雨林に自生する別名「スマトラオオコンニャク」という花で、咲いたとき強烈な臭いを発するのです。

更に、さらに2014年には遺伝子組み換えで　なんと！「光る花」も作成されたそうです。

魔女の花≪夜間飛行≫が作られる日もそう遠くはなさそうです！

スタジオポノック・第一回長編作品

アニメの原作はイギリスの女性作家メアリー・スチュアートが1971年に発表した『The Little Broomstick』で、彼女はスマートで冒険的なヒロインをフィーチャーしています。

アニメ『メアリと魔女の花』は、スタジオ・ジブリを退社したプロデューサーの西村義明が新たに立ち上げたアニメーション制作会社「スタジオポノック」の第一回長編アニメーション映画で、ジブリ作品の『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の 米林宏昌監督と『思い出のマーニー』に続き、2度目のタッグを組んで制作しました。

前2作で、映画の主人公たちに「生きる勇気」を託してきた米林監督が『メアリと魔女の花』ではニューヒロイン・メアリに「勇気」を託し、異世界でメアリと共に野を駆け空を飛び、ワクワクハラハラする冒険の数々を描きます。