『チェーンソーマン第2話』の予告編動画
初めてエッチな本を読んだ日の事を覚えているだろうか。
私は今でも鮮明に思い出せる。
アレは小学生の頃、御多分に漏れず近所の河原に流れ着いたソレを発見した事がキッカケだった。スゴかった。兎にも角にもスゴかったのを覚えている。
何故人はエロを求めるのか、何故エロ本は河原に流れ着くのか。
歳を取り、一端の大人となった今でもその答えは闇の中だ。
第2話のあらすじ・ストーリー
マキマの犬として公安のデビルハンターになったデンジ。
うどん、フランクフルト、職場の優しい先輩、ジャムを塗りたくったパン、風呂、マトモなトイレ…これまで経験した事の無い夢の様な出来事の連続に幸せを噛み締めるが、そんなある日、魔人が家屋に立てこもる事件が発生。
先輩ハンターである早川アキと共に現地に赴くが、そこでデンジは「本気」とは何かを己に問う。
デンジが見出す本気とは…?
第2話のEDは、「ずっと真夜中でいいのに。」の残響
ずっと真夜中でいいのに。:「残機」
YouTubeを主戦場とする音楽ユニット、ずっと真夜中でいいのに。が第二話のED楽曲を担当。
活動開始が2018年と最近にも関わらずチャンネル登録者数は200万人を超え、動画の総再生回数は7億回以上と、もはや異次元の領域。
歌詞の随所に本編の内容を連想させる節が見られ、解読する様に歌詞を眺めるだけでも楽しめるが、個人的には兎にも角にもベースがカッコいい。好き。
登場キャラ
デンジ
ゾンビの悪魔を殲滅後、マキマに拾われ、犬として公安のデビルハンターとなった。
新天地となる東京に向かう道中、生まれて初めてうどんとフランクフルトを食した。
(尚、筋肉の悪魔は尺の都合、或いは大人の事情でカットとなった。何者かに食べられちゃったのかもしれないね)
東京に到着後、マキマより先輩ハンターである早川アキを紹介され、共に業務を行う様に告げられるが、あくまでもマキマと仕事をしたいと駄々を捏ねる。
そんな態度が癪に障ったのか、業務開始早々にアキから「優しさ」を施されてしまう。が、直後にアキの「タマ」を盛大に蹴り上げ反撃。ちゃんとした食事、人として扱われる居場所、これらを守る為なら命を賭ける覚悟があるとアキに告げた。
業務終了後、マキマよりアキが指揮する「公安対魔特異4課」に配属となる事を告げられ、その後、監視も兼ねてアキとの共同生活を始める。
ジャムを塗りたくったパンや毎日入れる風呂、トイレットペーパーを使えるトイレに感動しつつ日々を過ごす。
ある日、魔人が家屋に立てこもる事件が発生。
アキと共に現場を訪れ、チェンソーマンとして魔人を倒すことで有能性を示せとアキから告げられるが、変身はせず、人の身のままで魔人を討伐した。
変身しなかった理由をアキから問われ、チェンソーでの攻撃を行えば悪魔が必要以上に苦しむ為と答えた。(尚、変身しなかった本当の理由は、部屋に置いてあったエッチな本に返り血が付かない様にと配慮した為である。)
デンジの解答に対し、アキはこの現場にてデンジのみが「本気」ではないと告げる。
アキが家屋の外へ出た後、一人エッチな本を漁るデンジ。(読み方が分からないのか、逆にページを捲っている)
次第に「本気」とは何かを考え、やがて異性の「胸を揉む」という結論に至る。
マキマの胸を揉みたいという強い意志を心に宿し、改めてデビルハンターとしての職務に当たるデンジであったが、そんな中、マキマよりとある魔人とバディを組む様に告げられ、パワーを紹介される。魔人がデビルハンターを行う事に疑問を抱くが、パワーの身体の一部分の膨らみを目の当たりにした事で全てヨシとした。
実験的な部隊としての意味合いが強い対魔特異4課において、成果が出ない事はそのまま殺処分される事を意味するとマキマに告げられたデンジとパワーは早速街中へパトロールに繰り出し、そこで「ナマコの悪魔」を発見するが…。
マキマ
公安のデビルハンター。デンジの上司にして飼い主。
デンジを連れ東京へ戻ると、すぐさまデンジにアキを紹介し、共に業務を行う様に指示を出す。
その後、正式にデンジをアキが指揮する対魔特異4課に配属させ、後日パワーとバディを組ませる。
何かとデンジを気に掛けている様で、デンジからは様々な意味で熱い視線を向けられている。
2話冒頭、デンジより好きな男性のタイプを聞かれているが、そこでは「デンジくんみたいな人」と答えている。
早川 アキ
公安のデビルハンター。デンジの3年先輩になる。
デンジが東京本部に訪れた初日、共に業務に当たる中、腑抜けた態度を見せるデンジに対し、先輩デビルハンターとしてキツイ「優しさ」をお見舞いするが、すぐさま反撃に合い、己のタマを徹底的に蹴り上げられた。
その後、マキマよりデンジを自身が指揮する対魔特異4課に配属させられ、監視を兼ねての共同生活を始めた。
テーブルをメチャメチャに汚して食パンを食べ、長風呂を決め込み、トイレで1回用を足すごとにトイレットペーパーを1ロール使うデンジに驚愕しながら共に日々を過ごす。
そんな中、魔人が家屋に立てこもる事件が発生。デンジと共に現場を訪れ、そこでデンジにチェンソーマンとなって魔人を討伐する様に指示を出すが、デンジがこれを拒否。
その姿勢に怒りを露にし、自身の家族が悪魔によって皆殺しにされた過去を持つ事をデンジに告げ、この現場にて唯一本気で事に当たらないデンジを叱責した。
上司であるマキマを尊敬しており、過去には命を救われた事があるという。
パワー
魔人にして公安のデビルハンター。デンジとバディを組む事となる。
人間の死体を奪って行動する魔人は悪魔同様にデビルハンターの殲滅対象だが、パワーはその高い知性を買われ、アキが指揮する対魔特異4課に配属となった。
その言動の節々には何かと「血」という単語が多く使われ、デンジと共に街中へパトロールに繰り出した後、「ナマコの悪魔」を発見した際は、自身の腕から血を流し、ハンマーの形へと変化させ、その打撃によってナマコの悪魔を粉砕した。
第2話の感想
デビルハンター兼マキマさんの犬として上京を果たしたデンジ。
優しい先輩のアキくん指揮の下、元気溌剌パワーちゃんと共にデビルハントに挑みます。
いやぁ…なんて言うか…辛い。
私は原作コミック及び、現在ジャンプ+にて連載中の第二部も現在進行形で読み進めているのですが、この頃は本当に平和で愉快な物語だったなと思う次第です。
いっそこのままアニメオリジナル展開に突入してデンジ、アキくん、パワーちゃんの3人が織りなす愉快なドタバタ劇をずっとやってくれてもいい様な気さえしてきます。
とはいえあのシーンやこのシーンがアニメではどうなるのかと言う想いも沸々と湧き上がってくるのもまた事実。
出番をカットされ、尺の都合で犠牲となった筋肉の悪魔の為にも、ここは断腸の思いで3話以降も見続けたいと思います。
パワーの異能は何なのか、デンジは果たして「揉む」事は出来るのか、連載中の第二部と併せてチェンソーマンから目が離せません。
第2話のまとめ
- マキマと共に東京へ向かうデンジ。道中、人生で初めてうどんとフランクフルトを食べる。
筋肉の悪魔、カットされる。
デビルハンター東京本部に辿り着くデンジ。初日は先輩であるアキの下へ付く様にマキマから指示を受ける。
アキと共にパトロールを行うデンジだったが、その腑抜けた様な態度がアキの琴線に触れ、キツイ「優しさ」を施される。が、直後に反撃、アキのタマを執拗に蹴り上げる。
本部へ帰還したデンジはマキマより正式にアキが指揮する対魔特異4課に配属される様に命じられ、監視を兼ねてアキとの共同生活を送る事となる。
今までとは違い、食事や風呂、トレイがある生活を謳歌するデンジ。そしてその割を食うアキ。1回のトイレでトイレットペーパー1ロールはヤバイ。
ある日、魔人が家屋に立てこもる事件が発生。デンジとアキが現場に向かうが、そこでアキはデンジに対し、チェンソーマンに変身し、魔人を倒すことで有用性を示せと告げるが、必要以上に悪魔を痛めつける行為であるデンジはこれを拒否。変身せずに魔人を討伐する。
手緩い行動を取るデンジを叱責するアキ。この現場においてデンジのみが本気で事に当たっていないと告げ、自身の家族が悪魔に皆殺しにされた過去がある事を明らかにした。
実の所、部屋に残置されていたエッチな本に返り血が付かない様にと変身しなかったデンジであったが、次第に「本気」とは何かと考え、やがて「胸を揉む事」であるという結論に辿り着く。
マキマの胸を揉みたいという意志を宿したデンジだったが、そんな中、本部にてマキマより魔人とバディを組む様にと命じられる。
魔人にして公安のデビルハンターであるパワーとバディを組む事となったデンジ。成果を出さなければ殺処分もあり得るという状況の中、パワーは悪魔の血の臭いを探知。単身で臭いの元である「ナマコの悪魔」を撃破する。
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