アニメ「異世界おじさん」の予告編動画は、こちら
キャスト・スタッフ
声優
おじさん:子安武人
たかふみ:福山潤
藤宮:小松未可子
エルフ:戸松遥
メイベル:悠木碧
アリシア:豊崎愛生
エドガー:鈴村健一
ライガ:岡本信彦
沢江:金元寿子
スタッフ
原作:殆ど死んでいる
WebComicアパンダ編集部/KADOKAWA刊
監督:河合滋樹
シリーズ構成・脚本:猪原健太
キャラクターデザイン・総作画監督:大田和寛
衣装デザイン:須藤智子
モンスターデザイン:寺尾憲治
プロップデザイン:岩畑剛一/鈴木典孝
デザインワークス:加藤千恵/コレサワシゲユキ/灯夢
美術設定:青木 薫/緒川マミオ/中島美佳
美術監督:高峯義人
色彩設計:安部なぎさ
特殊効果:谷口久美子
撮影監督:峰岸健太郎
3Dディレクター:軽部 優/小高みちる
編集:須藤 瞳
音響監督:明田川 仁
音楽:末廣健一郎
音楽制作:KADOKAWA
音楽:末廣健一郎
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
アニメーションプロデューサー:吉川綱樹
アニメーション制作:Atelier Pontdarc
製作:異世界おじさん製作委員会
キャスト陣は主演の子安氏を始め、超人気声優陣でガチガチに固められている。
90年代~2000年代以降に少しでもアニメやゲームを視聴、プレイした人間ならばどこかで聞いたことのある声がキャラクターを通して聞こえてくる筈だ。
スタッフ陣では近年の異世界アニメを多く手掛けた猪原氏が脚本に携わっている点に注目したい。
幼女戦記の様な軍記モノから慎重優者の様な特殊な作品もこなせる猪原氏の手腕が本作において如何に発揮されるか、楽しみである。
主題歌
OPテーマ
前島麻由「story」
EDテーマ
井口裕香「一番星ソノリティ」
アニメ「異世界おじさん」のあらすじ
第1話のあらすじ
2000年1月、一人の青年がトラックに撥ねられ、意識不明の昏睡状態となった。
それから17年の時が経った2017年、秋。
昏睡状態であった叔父が意識を取り戻したと報せを受けた甥のたかふみは、後ろめたい現状を伝える為に叔父の病室を訪れるが、そこには異世界グランバハマルより帰還したと宣う叔父の姿があった。
あまりの姿に言葉を失うたかふみであったが、帰還者である証拠を見せるとおじさんが魔法を使うのを目の当たりにし、その力を使って生きていく決意を固め、おじさんを引き取り2人での生活を始めるのであった。
かつて剣と魔法の世界を旅した1人の男がとある団地の片隅にて紡ぐ異世界叙事詩(と、SEGA愛)、今ここに開幕。
第2話のあらすじ
YouTubeに動画を上げる生活も板についてきたおじさんとたかふみ。
そんな中、おじさんはオークションにて1冊の本を落札した。
そこにはサタマガ読者レースの全てが記載されており、それを見るまでは死ねないと奮起することでおじさんは異世界を生き抜いていた程である。
しかし、記載されていた事実に酷く哀しむおじさんは雨の中、一人慟哭する。
そして、異世界にて出会った1人の少女との出会いを語り出す…。
第3話のあらすじ
YouTubeへ動画投稿を続けるおじさんとたかふみだったが、ある日突然YouTubeにおける収益権が剝奪されかねない状況へと追い込まれる。
未曽有の危機(実はおじさんの自業自得だが)に際し、慌てふためくたかふみ。
一方、おじさんはかつて封印都市にて危機に陥ったことを思い出す。
誰も信じず、誰にも心開くことなく異世界を生き抜いたおじさん。
だが、現実に帰還し、過去を省みたことでおじさんの胸中に変化が生じる。
危機を脱する為、おじさんが取った行動とは…。
第4話のあらすじ
今日も今日とて藤宮の過去を垣間見るおじさんとたかふみ。
小学生の自分を映し出され悶々とする藤宮だが、中学生以降の自分ならば、と画像データをたかふみに送りつけるなどアピールするも、効果なし。
そんな中、ふとしたことからおじさんに氷結魔法を浴びせられ凍傷寸前に追い込まれる藤宮。
シャワーを浴び、どうにか体温を戻したが、着替える瞬間をたかふみに見られてしまう。
部屋におじさんはおらず、二人きり。
たかふみは着替えを見た責任を取ると藤宮に告げる。
ついに二人の距離が急接近するかと思われたが、たかふみの責任の取り方は予想を超えるモノであった…。
第5話のあらすじ
ある日、藤宮から魔法を使ってプロ野球選手として大儲けをしないかと提案されるおじさん。
しかし、白球を追いかけ努力を重ねた道程を否定することは、かつて自身がゲームに打ち込んでいたことを否定することに繋がると藤宮の案を拒否する。
そんな中、野球用語の物騒さを話す内に異世界にて命を狙われた事を思い出すおじさん。
当時の記憶を映像化すると、そこには確かに命を狙われるおじさんが映し出されたのだが…
登場人物
おじさん
本作の主人公。クチャラー。
2000年1月にトラック事故により昏睡状態にあったが、17年後の2017年に目を覚ました。
身体は昏睡状態であったが、その魂は異世界グランバハマルに飛ばされており、剣と魔法の異世界を17年間旅していた。
内向的な性格と異世界において異端な外見が災いし、異世界モノのテンプレ展開で旅が始まったにも関わらず、その経験の殆どは暗く辛いモノが多い(もしくは本人の鈍感さが原因で辛い思い出と勘違いしている)。
意識を取り戻した後は、甥のたかふみと共に2人での生活を始める。
異世界で習得した魔法や記憶、果てはアイテムまで現実世界に持ち込むことが出来ており、それらを駆使した動画投稿にて日銭を稼いでいる。
熱狂的なSEGA信者であり、2017年にてSEGAがゲームハード事業から撤退したとたかふみから聞かされた際には思わず記憶消去魔法を使用した程であった。
たかふみ
おじさんの甥。
意識を取り戻したおじさんを迎えに行くと共に、後ろめたい事情を伝えようと考えていたがおじさんが魔法を使えるという事実を目の当たりにし、その力で食っていこう考えを改めた。
その後、病院からおじさんを引き取り、2人での生活を始める。
基本的にはおじさんと共に動画投稿サイトへ動画を投稿し、その収益によって生活費を賄っている。
日々の生活の中でおじさんより異世界での体験やSEGA愛を聞かされるが、どこか異質なおじさんの話に歓喜と憤怒、憐憫と悲哀を以って応えている。
ツンデレエルフ
おじさんが異世界で出会ったエルフ。
窮地に立たされていた所をおじさんに救われ、それがキッカケとなっておじさんに惚れ込み、事あるごとに何かと付き纏っていた。
ツンデレのテンプレを詰め込んだ様な言動が特徴だが、おじさんが異世界へと旅立った2000年時点ではツンデレの概念が普及しておらず、結果としておじさんからは陰湿なイジメを繰り返すエルフという印象を持たれていた。
精神面においてはかなりのタフさを持ち、普通ならば100年の恋も冷める様なおじさんの行動にもめげずに付き纏い続けた。
余談だが、おじさんはエヴァンゲリオンを視聴済みである。
が、しかしその理解は表面的でありアスカの心情は汲み取れていなかった模様。
藤宮
たかふみの幼馴染。大学生。
たかふみへ想いを寄せているが、その想いは微塵も届いていない
2018年初頭、偶然にもたかふみと再会し、自宅へ招かるが最悪の形でおじさんと遭遇。記憶を消去されかける。
基本的にたかふみの身を案じた言動を取るが、それらは悉くおじさんの存在によって不意にされてしまい、2話時点では割とシャレにならない程の憎悪をおじさんへ向けている。
コメント